2013年8月18日日曜日

門司城跡


 さて門司港駅から門司城跡を目指したのですが、駅からの公共交通手段が乏しい・・・。

案内所の綺麗で親切なお姉さんとあーだこーだ検討。

 バスも山のふもとまでしか通っていない、電車もふもとまで。

 事前の調べでは山のふもとまでバスが通っているので、あとは徒歩です、となっていたので歩くつもりだったのですが、案内所のお姉さんと相談した結果、徒歩では結構時間がかかるとのこと。

 夕方までしか時間がない。困った。今はもう昼過ぎ。

 検討の結果、行きはタクシーで、城跡の近くまでいって、帰りは歩いて下りながら、最寄りの電車駅から電車にのることに。

 この「最寄りの駅の電車」も観光電車なので、運行時期が限定されるそうです。(次の記事で電車については記載あり)

 行ってみてわかったのですが、はっきりいって、山のドライブコースの途中に城跡がある。

 走り屋とかが走ってそうな山のコース。漫画、頭文字Dを思い出す(知らない人すみません)。

 徒歩なら半日山登り(道路は一部アスファルトですが)をするつもりで城跡までいくという感じです。

 駅前にたくさんタクシーは止まっていたので、すぐに乗車できました。

 さて、タクシーに乗って門司城跡へ。

 城跡イコール山と思った方がいいですよね。昔の山城又は砦は山の上が常識・・・。

 タクシーで山をぐんぐんのぼります。これは歩きはきつい!私は無理!
 タクシーでよかった(>0<)

 城跡は国立公園の中です。タクシーの運転手さんが言ってたけど、国立公園に指定されたから勝手に建物を建てたりできなくて、開発工事がなかなかできないとか。

 観光地としてもっといろいろやりたい思いもあるようです。

 国立公園その名も「和布刈公園」。

 また読めない地名が登場・・・。

 「めかり公園」だそうです。


 観光案内所のお姉さんの反応及びタクシーの運転手さんの反応を見て思ったのですが、あまり観光に行く人いないのかも・・・。

 はっきりいって城好きの来るマイナーな場所なのかも・・・。

 城跡だし。天守閣ないし。地元の二俣城も地元近くの高天神城も、同じ城跡だけど、やっぱいつも人いないもんな・・・。


 とりあえず車で入れるところまでタクシーに入ってもらって。ここで下車。ここから徒歩です。

 タクシーの運転手さんが心配してくれて、レシートに電話番号が書いてあるから何かあったら電話するんだよ、と言ってくれました。ありがとうございます(涙)(もちろん営業も兼ねていたと思うけど)

 それくらい周りに何もない場所です。人も車もほとんど通りませんでした。(季節が違えば人がいるかも、桜とか紅葉とか)

 女性の一人歩きはお勧めできません。2人でもさびしいぐらい。グループがお勧めです。


 300メートルか。事前の調査ではバス停から10分ぐらいと書いてあったが。

 帰ってきてから調べたら、「めかり絶景バス」というのがあって、それだと「和布刈公園山頂」というバス停があってそこから徒歩8分となってました。

 そういえば帰り道の途中の展望台でバスが止まってた。絶景バスって書いてあったわ。あれに乗ればよかったのか。

 私がタクシーを降りたところでは、近くにバス停はなかったので、バス停からだともっと歩くのかな。

 ふもとからだと、帰りに徒歩で下山した感じからするとここまでくるのに30分以上かかりそうです。

 この案内表示から歩いて山頂まで(城跡は山頂になります)10分以上かかったと思います。結構な上り坂でした。道はよかったけど、ずっとのぼり。バス停から8分でいけるのかな。

 歩くルートがあるのかな別の。そういえば、私は下の写真のようなところを歩いたのですが、途中でけもの道のような細い道もあったような気がする。


 とにかく人の気配がない。誰にも行き会いませんでした。

 そして蚊に食われました。(;;)


 上の写真も写真でみると明るいのですが、実際は樹が生い茂っていて(夏だからね)木陰が濃い。奥の方が迂回路?みたいのがあって、面白そうだったのですが、怖くて入れませんでした。たぶんぐるっとまわって元の場所に戻ってくるんだろうけど。

 図にするとこんな感じ。

 赤が私の歩いたルート。緑が怖くて行けなかったルート。橙色のぺけ印から矢印の方向に向かって上の写真を撮影しました。


 びくびくしながら足早に山頂へ。

 おお!インターネットでみた写真と同じ景色!石碑あったー。(そりゃ当然あるわさ)



 ここはさすが山頂だけあって確かに絶景ポイントでした。関門橋がちょうど見える。

 城跡の砲台跡に登って撮影。


 本当なら、この景色をもっと堪能したいところですが、びびりな私はそそくさと下山。


 この山は電話局とかの中継基地もあるみたいですね。最初ここが山頂かと思った。ここからもうちょっと山頂まで歩いた。


 途中に山の神がいらっしゃいます。しっかり拝みました。自分の無事を(あくまで自己中)。

 行きと帰りは最初の標識のところまでは同じ道で。

 ただここ(タクシーを降りた場所)からどうやって帰るか。とりあえず地図を頼りに第二展望台を目指して下山。


 ドライブするにはいい道路でした。途中の眺めも最高。



 かなり歩いて、車は何台か横を通りましたが、とにかく人がいない。こわかったです。

 暑いけどがんばって早歩き。やっと第二展望台へ。

 ここでやっと人がいたー!(涙)

 前述の「絶景バス」もここのバス停に止まっていました。

 山頂からここまでで10分以上歩いたと思う、早歩きで。


 ここは絶景もいいのですが、後ろの絵にも注目。


 壇ノ浦がちょうど目の前なので、壇ノ浦の合戦の絵が。なかなかの大きな作品でした。

 さて、ふもとまではまだまだあります。とりあえず和布刈神社を目指す。

 道がくねっているので、直線距離だったら近いと思うのですが、歩くと遠い。


 何分歩いたかわかりません。とにかく思ったより歩いたかと。天気が良くなってきて今まで以上に暑いし。

 この城跡がある山、車は一方通行になってるんですね。のぼりとくだりで通る道が違いました。

 そんなに狭い道じゃないのに面白いな。


 観光案内所でもらった地図を見ながら歩いたのですが、途中でハイキング用の道があったり、あとは通行止めもあって、自分がどうやって(どこを通って)降りてきたのか今でもわかりません。

 とにかく降りた。途中道に迷ったような気もしてます。迷ったのかどうかもわかってない(^^;)

 自分は方向音痴ではないと思うのですが。

 そしてあれ?まよったかな?と思った時に、ちょうど「和布刈神社はこっち」という標識があって、その通りに進んだら、山道・・・。

 舗装道路をずーっと下ってきたのですが、最後に山道を通って、無事下山!ちょうど神社のところに!

 道の反対側が和布刈神社でした。

 山道も怖かったよ~(T0T)虫がいそうだし、蛇とか出てきそうで。でも変な人がいなくてほんとによかった。


 この時点でかなり体力消耗。もう残りの体力が少し。

 とりあえず神社は遠巻きにおまいり(門司港駅(これからの行先)とは反対だったから近くまでは行きませんでした)して、門司港駅へ戻ります。

 (つづく)



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